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福建師範大学
現地調査日:2006/11/21
最終更新日:2008/04/10
6.コメント
以下、06/11/21執筆
●福州市で唯一語言生を受け入れている大学。1984年以来、20年以上の漢語教育の歴史を持つ。海外教育学院の院長は日本で4年間中国語教育に従事した経験を持つ知日派である。
●語言生総数は102人と決して多くはないにもかかわらず、レベルを6段階に細分している。ただ、上の2レベルは本科的な色彩が強く、ハイレベルを除いた一般的語言生の対象となるのは4レベルだろう。
●この大学は師範大学であるメリットをうまく活用している。中国の師範大学の多くは、外国人に中国語を教える教員を養成するコースを持っている。福建師範大も当然このコースを持っているのだが、留学生から互習相手を探してほしいという依頼があった場合、このコースの学生を紹介している。一般の学生に比べると、外国人に教える際のポイントなどを押さえているので、効果的な学習ができる。
●高級レベルの科目は普通の大学ならば本科クラスに設定される科目が並ぶ。最上級の六班のパソコンに関する授業は、中国語のOSを使ってのExcelやPowerpointの使い方を講義する。そのまま企業社会に入っても即効性のある科目だ。
●寮費は非常に安い。1人部屋11元、2人部屋8元ともに、中国で最安値の部類に入る。
以下、07/05/11加筆
●07年春学期は年齢構成の幅が大きく広がった。30代以上が半数に達している。若者ばかりだとなじみにくいという社会人留学生には良いかもしれない。
以下、08/04/10加筆
●寮費は依然として全国トップレベルの安さ。
●95人の留学生に対して、8クラスを開設し、すべてレベルを分けている。日本人も全体の2割弱と特に多いわけでもない。また、国籍が分散していて、特定の国の学生が極端に多いということもない。
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